WordPressでホームページを作りたいと考えたとき、まず迷いやすいのが「どの制作会社に依頼するか」です。

WordPressに対応している制作会社は多くあります。
しかし、どの会社に依頼しても同じ仕上がりになるわけではありません。

デザインが得意な会社、SEOや集客に強い会社、システム開発やカスタマイズに強い会社、公開後の保守や更新代行まで対応している会社など、得意分野はそれぞれ違います。

WordPressは、公開後に自社で更新しやすい便利なCMSです。
ただし、作り方によっては「管理画面から更新しにくい」「プラグインが多すぎて管理が不安」「公開後に誰へ相談すればよいか分からない」という状態になることもあります。

この記事では、WordPress制作会社を選ぶときに確認したいポイントを、実務目線で解説します。

WordPress制作会社を選ぶ前に整理すること

制作会社を探す前に、まず自社側で目的を整理しておくことが大切です。

「とりあえずWordPressで作りたい」だけでは、制作会社も適切な提案をしにくくなります。

最低限、次の3つは決めておくと相談がスムーズです。

確認項目内容
サイトの目的会社案内、問い合わせ獲得、採用、サービス紹介など
更新したい内容お知らせ、ブログ、実績、料金、採用情報など
公開後の管理自社で更新するのか、制作会社へ依頼するのか

たとえば、会社案内として最低限の情報を掲載したい場合と、コラムを増やしてSEO集客したい場合では、必要な設計が変わります。

採用に使いたい場合は、募集要項や社員紹介を更新しやすくする必要があります。実績を増やしていきたい場合は、実績ページを管理画面から追加しやすい形にしておくと便利です。

WordPress制作会社を選ぶときは、単に「作れるか」ではなく、「公開後にどう使うか」まで考えてくれる会社を選ぶことが重要です。

WordPress制作会社を選ぶポイント

WordPress制作会社を選ぶときは、見た目のデザインや制作費だけで判断しない方がよいです。

特に確認したいのは、次の5つです。

WordPressの制作実績があるか

まず、WordPressサイトの制作実績を確認しましょう。

制作実績を見るときは、デザインの好みだけで判断するのではなく、自社に近い目的のサイトがあるかを見ることが大切です。

たとえば、

  • 会社案内サイト
  • サービスサイト
  • 採用サイト
  • 実績紹介サイト
  • コラム運用サイト
  • ECサイトに近い構成のサイト

などです。

また、WordPressの場合は、見た目だけでなく「更新しやすそうか」も重要です。

お知らせやブログ、実績紹介などを継続的に更新する予定があるなら、管理画面からどこまで自社で更新できるかを確認しておきましょう。

更新しやすい設計にしてくれるか

WordPressを使う大きなメリットは、自社で更新しやすいことです。

ただし、WordPressで作れば必ず簡単に更新できるわけではありません。

制作方法によっては、トップページの一部やサービスページの内容を管理画面から変更しにくい場合があります。逆に、最初から更新しやすい設計にしておけば、お知らせ、実績、ブログ、よくある質問などを自社で追加しやすくなります。

依頼前には、次の点を確認しておくと安心です。

  • 自社で更新できるページはどこか
  • お知らせやブログは簡単に投稿できるか
  • 実績や事例を追加できるか
  • 画像や文章の差し替えができるか
  • 操作説明やマニュアルはあるか

WordPress制作では、公開時の見た目だけでなく、公開後に社内で運用できるかが大切です。

SEOやコンテンツ運用も考えてくれるか

WordPressは、ブログやコラムを追加しやすいCMSです。

そのため、SEOやコンテンツ運用と相性があります。

ただし、WordPressで作っただけで検索順位が上がるわけではありません。検索されるキーワード、ページ構成、タイトル、内部リンク、サービスページへの導線などを考える必要があります。

制作会社を選ぶときは、以下のような点も確認するとよいです。

  • SEOを意識したページ構成にできるか
  • コラムやブログ運用の相談ができるか
  • サービスページへの導線を考えてくれるか
  • GoogleアナリティクスやSearch Consoleの設定に対応しているか
  • 公開後の改善提案を相談できるか

ホームページは作って終わりではありません。

公開後に記事を追加し、情報を更新し、問い合わせにつながる導線を整えていくことで、少しずつ成果につながりやすくなります。

保守・メンテナンスに対応しているか

WordPressは公開後の保守も重要です。

WordPress本体、テーマ、プラグインは定期的に更新されます。更新を放置するとセキュリティリスクが高まることがあります。一方で、何も確認せずに更新すると、表示崩れやフォーム不具合が起こる場合もあります。

そのため、制作会社を選ぶときは、公開後の保守に対応しているかを確認しましょう。

確認したい内容は次の通りです。

項目確認内容
WordPress更新本体・テーマ・プラグイン更新に対応しているか
バックアップ定期的にバックアップを取れるか
フォーム確認問い合わせフォームの送信確認を行うか
不具合対応表示崩れやエラー時に相談できるか
修正対応文章修正や画像差し替えを依頼できるか

制作だけ対応していて、公開後の保守は別会社に任せる形でも問題はありません。

ただし、その場合も「公開後に誰へ相談するのか」は決めておいた方が安心です。

見積もりの内訳が分かりやすいか

WordPress制作の見積もりでは、金額だけでなく内訳を見ることが大切です。

「WordPress制作一式」とだけ書かれている場合、どこまで対応してもらえるのか分かりにくいことがあります。

確認したい項目は、主に以下です。

  • 基本設計
  • デザイン制作
  • トップページ制作
  • 下層ページ制作
  • お知らせ・ブログ機能
  • 問い合わせフォーム
  • プラグイン導入
  • スマートフォン対応
  • 公開作業
  • 操作説明
  • 保守費用
  • 修正対応の範囲

安い見積もりでも、ページ数が少ない、原稿や画像は自社準備、保守は別料金、修正回数が少ないなどの条件がある場合があります。

反対に、少し高く見えても、設計、SEO、保守、更新サポートまで含まれていれば、長く見ると安心できる場合もあります。

避けた方がよいWordPress制作会社の特徴

WordPress制作会社を選ぶときは、良い点だけでなく、注意すべき点も見ておくことが大切です。

作って終わりで保守の説明がない

WordPressは公開後の管理が必要です。

制作時に保守やバックアップの説明がまったくない場合は、公開後に困る可能性があります。

更新通知が出たときに自社で対応するのか、制作会社へ依頼するのか、別の保守会社へ相談するのかを事前に確認しておきましょう。

プラグイン任せになりすぎている

WordPressでは、プラグインを使うことで便利な機能を追加できます。

ただし、何でもプラグインで対応すればよいわけではありません。

プラグインが多すぎると、表示速度が遅くなったり、更新時に不具合が出たり、管理が複雑になったりすることがあります。

必要な機能を整理し、入れるべきプラグインと入れなくてもよいプラグインを判断してくれる会社の方が安心です。

更新できる範囲が分かりにくい

WordPressで作っても、管理画面からどこを更新できるのか分からないまま納品されると、公開後に困ります。

「お知らせは更新できるが、サービスページは毎回制作会社へ依頼しないと変更できない」というケースもあります。

依頼前に、自社で更新したい範囲を伝え、その部分を管理画面から更新できるようにしてもらえるか確認しましょう。

費用が安すぎる理由が分からない

制作費が安いこと自体は悪いことではありません。

ただし、なぜ安いのかは確認した方がよいです。

テンプレートを使うから安いのか、ページ数が少ないから安いのか、原稿や画像を自社で用意する前提なのか、保守や修正が含まれていないのかによって、判断は変わります。

価格だけで選ぶのではなく、制作内容とサポート範囲を見て判断しましょう。

WordPress制作会社へ相談するときに伝えること

制作会社へ相談するときは、すべてを完璧に決めておく必要はありません。

ただし、次の内容を伝えられると、提案や見積もりが具体的になりやすいです。

作りたいサイトの目的

まず、ホームページを作る目的を伝えましょう。

たとえば、

  • 会社の信用力を高めたい
  • 問い合わせを増やしたい
  • 採用応募につなげたい
  • サービス内容を分かりやすく伝えたい
  • コラムを増やしてSEOに取り組みたい
  • 既存サイトをWordPress化したい

といった内容です。

目的によって、必要なページや導線は変わります。

必要なページ

必要なページも整理しておくとよいです。

一般的には、以下のようなページがあります。

  • トップページ
  • 会社概要
  • サービス紹介
  • 制作実績・導入事例
  • お知らせ
  • ブログ・コラム
  • 採用情報
  • よくある質問
  • お問い合わせ
  • プライバシーポリシー

最初からすべて作る必要はありません。

優先順位を決め、公開時に必要なページと、後から追加するページを分ける方法もあります。

必要な機能

WordPressで使いたい機能も伝えましょう。

  • お知らせ投稿
  • ブログ投稿
  • 実績登録
  • 問い合わせフォーム
  • 資料ダウンロード
  • 予約フォーム
  • 採用エントリーフォーム
  • SEO設定
  • アクセス解析

機能が多くなるほど、制作費や保守の確認項目も増えます。

「本当に必要な機能」と「将来的に追加したい機能」を分けて考えると、無駄な費用を抑えやすくなります。

シイテにWordPress制作を相談する場合

シイテでは、WordPressを使ったホームページ制作、公開後の保守、更新代行、他社制作サイトの修正などをご相談いただけます。

WordPressは、会社サイトを長く運用していくうえで便利な仕組みです。
ただし、制作時の設計や公開後の保守が不十分だと、せっかく作っても活用しにくくなります。

シイテでは、見た目だけでなく、公開後の更新しやすさや運用のしやすさも考えながらご相談を承ります。

WordPress制作から保守まで相談可能

新規でWordPressサイトを作りたい場合はもちろん、公開後の更新や保守についてもご相談いただけます。

お知らせを自社で更新したい、ブログやコラムを増やしたい、実績を追加したい、問い合わせフォームを整えたいなど、運用を見据えた制作が可能です。

SEOやコラム運用も相談可能

WordPressは、コラムやブログを追加しながらサイトを育てていく運用と相性があります。

シイテでは、ホームページ制作だけでなく、SEOを意識した記事追加や導線改善についてもご相談いただけます。

「作って終わり」ではなく、公開後にどう活用するかまで考えたい場合は、早い段階でご相談ください。

他社制作サイトの保守・修正も相談可能

すでにWordPressサイトをお持ちの場合でも、保守や修正をご相談いただけます。

「制作会社と連絡が取りにくい」
「WordPressの更新通知が出ていて不安」
「問い合わせフォームが正常に動いているか確認したい」
「軽微な文章修正や画像差し替えを依頼したい」

このような場合も、現在のサイト状況を確認したうえで対応範囲をご案内します。

WordPress保守メンテナンス・管理サービスはこちら

まとめ

WordPress制作会社を選ぶときは、制作実績や費用だけで判断しないことが大切です。

WordPressは公開後に更新しながら使っていくCMSです。
そのため、更新しやすさ、SEOやコンテンツ運用、保守メンテナンス、修正対応まで含めて確認する必要があります。

特に、制作後に自社でどこまで更新できるか、WordPress本体やプラグインの管理を誰が行うか、問い合わせフォームやバックアップの確認をどうするかは、事前に決めておきたいポイントです。

WordPress制作会社を選ぶ前に、まずはホームページの目的、必要なページ、自社で更新したい内容、公開後の保守方針を整理しましょう。

WordPress制作や保守で迷っている場合は、シイテまでご相談ください。

新規制作はもちろん、既存のWordPressサイトの修正や保守についても、現在の状況を確認しながらご相談いただけます。